『ブラックローズの足元を白いネズミが横切った』。『白いネズミ』・・・あれはどこの白いネズミだったんだ?本当にいたのか?そう・・・きっと本当に兄さんの前を横切ったのだろう。ぼくが池に沈めなかった・・・森に逃がした白ネズミ。間違いない。あのダニーがやって来たんだ。神様は間違えたんだ・・・。本当は兄さんの方じゃあなかった・・・。連れて行かれるのはぼくの方だったんだ・・・。ぼくが死ぬべきだったんだ・・・。だからきっと『借りは返せ』と、いつか『宿命』がかわりにぼくが追いついてくる。少しずつ少しずつ「宿命」がぼくに気づかないうちにとり囲んで・・・ぐるぐると縛ってすぐに逃げられないように・・・。そして、希望で一瞬だけ喜ばせておいて・・・最後の最後でぼくを見捨てるんだ。・・・誰も関心なんか払わない。みんな見捨てる。観にさえも来ない。『ジョニィらしくない』だって?ジャイロ・・・君はさっきそう言った。

いいや・・・これがぼくさ、これがジョニィの進んでる『道』。

今は「白ネズミ」の時と同じ感覚なんだ。見えない「何か」が静かにぼくをとり囲んで追いついて来ている。こいつには『爪弾』なんかじゃあ勝てない。ぼくのスタンド能力なんかじゃあ、こいつには手も足も出ない!

ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン42話より引用

ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン42話にて、過去回想が描かれた際のジョニィのセリフ。ジョニィが過去を引きずってることがわかるシーン。この後ろめたさを持っているのが、他ジョジョとジョニィが違う点。

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