もちろん、ヒソカの体内に掟の剣など刺さってはいない!!あの予言はヒソカが本当の予言の上に薄っぺらな嘘を上張りしたもの。つまり、ヒソカの創作である。
ヒソカの発言で一部真実なのは、団員の能力を鎖野郎に話したという一点!!しかも、それは8人ではなく2人。ウボォーギンとシズクの能力のみである。
当然、ヒソカは団員個々の能力全てを知っているわけではない。例えば、パクノダの場合、ヒソカが知るのは彼女が対象に触れてそこに残る記憶を探る特質系能力者だということだけである。彼女はその他に記憶弾と具現化した銃で攻撃するという能力を持つが、それを知るのは本人以外に団長だけ。
同じように他の団員もそれぞれに切り札を隠し持っている。実践経験の中で、自分自身の情報が漏れることは即死に直結することを彼等は知っているのだ。
ヒソカも例外ではない!!ヒソカが薄っぺらな嘘を使えることを知るのは団員ではマチのみ。そのマチも他の能力はヒソカの体を保護・装飾するものだと解釈している。しかし、実際は植物や鉱物、ヒトや動物の皮膚・金属、染料や鉛筆・繊維など、彼が平面上に再現できる質感は軽く千を超える。
団長が予言を記した際に使用した紙とインク、ヒソカはその質感を再現した。まず本物の予言を紙の質感で覆い隠し、白紙の状態に戻す!!その上でさらにインクの質感で文字を再現!!予言を改竄!!
もしも団長がヒソカの暗示に気付かなければ旅団全員を敵に回し、命さえ落としかねなかった危険な賭け!!
全ては旅団(クモ)をヨークシンにとどまらせ団長と戦うため!!ヒソカの執念!!
ハンターハンター106話より引用
ハンターハンター106話にて、ヒソカが念能力で予言を改善していたことが明らかになったシーン。クロロ同様、ヒソカもめちゃめちゃ頭がキレることがわかるシーン。そして、クロロと戦うためにここまでのリスクを冒せるというのがこいつはやはりイカれてる。
▼ヒソカ=モロウの名言をもっと見たい方はこちら▼