亡骸を辱めるより、これ以上味方に犠牲を出させぬことの方が大事ではないのか!
斉明とやら、大将には二種あります。討ち取られると全軍の士気が無くなりそこで戦が終わる将と、逆に全軍に殉死の精神が宿り死ぬまで徹底抗戦させる将です。王騎は明らかに後者です。
王騎軍を構成する軍長達の実力は、五日間戦ってきたあなたがよく分かっているでしょう。それが怒りに震え玉砕覚悟で向かって来たらどうなると思います。たとえこちらが全軍で打ち合ってもただではすみませんよ。
この戦の目的は秦の侵攻でもなく、王騎軍の殲滅でもありません。目的は王騎の死。これが達せられた今、これ以上血を流すことに全く意味はない。無意味は死だけは絶対に許しません。戦はここまでです。
キングダム172話より引用
キングダム172話にて、「なぜ王騎を追われぬのですか」と言う斉明に李牧が返したセリフ。李牧の価値観がわかる描写。李牧が無駄な犠牲を良く思っていないことがわかる。
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