逃げ上手の若君

【逃げ上手の若君】鎌倉武士は三十歳まで童貞を貫くと、修羅になるのだ

わしもだ。わしも無い。女への免疫など欠片も無い。話しかけられるだけで血が沸騰するし、巫女たちに囲まれている時などドギマギして体が燃えそうだ。その熱をわしは全て、諏訪明神のお役に立つため使っている。女を思って煮え滾った血液を、全て筋肉と闘争心に流し込むのだ。煮え滾っては流し込み、流し込んでは鍛え上げ、研ぎ澄ますこと数十年。

鎌倉武士は三十歳まで童貞を貫くと、修羅になるのだ。

逃げ上手の若君38話より引用

逃げ上手の若君38話にて、時行に「女を抱いた事はあるか」と問う海野のセリフ。童貞を力に変えていく海野。また新たな変態が爆誕した瞬間である。

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