幼い頃、僕は画家になりたかったんです。でも、我が家では代々男子は山田家の門下に入るのが仕来り。逆らう事は許されなかった。本当は山田家も・・・御試御用も嫌いでした。人を殺すのが大嫌いだった。
自分の行為を正当化しようと悩み続けました。宗教に詳しいのも正当化を求めたからです。皮肉にも勤勉な姿勢と評価され僕の段位は上がっていた。やがて諦め心を閉ざし、ただ役目に従うようになって・・・。
杠に出会い・・・その全てを見透かしたような眼や、残虐で冷酷な振舞いの数々にも困惑しました。それなのになぜでしょう。
自分に嘘をつき続けてきた僕には、他人にしか嘘をつかない彼女の姿が・・・自由でまぶしくて・・・胸がつまる程羨ましいんだ。
きっと忍術にかけられたんでしょう。罪人に憧れるなんて浅ェ門失格ですね。
地獄楽40話より引用
地獄楽40話にて、杠に思い入れがある理由を仙汰が明かしたシーン。自分にないものを持ってる人間は魅力的に見えますよね。確かに、杠の生き方は芯が通ってて清々しい。
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【地獄楽】山田浅ェ門仙汰の名言・名シーン・名セリフ2選自分に嘘をつき続けてきた僕には、他人にしか嘘をつかない彼女の姿が・・・自由でまぶしくて・・・胸がつまる程羨ましいんだ
地獄楽4...