お前を死神にしてはならぬ、死神となれば殺さねばならぬ、そう想っていた。だが、お前は死神への道を歩んでいった。きっかけと出会い、力を鍛え上げ、傷つき苦しみながら自らの意志で歩んでいった。
その姿を見るたびに私の心は音をたてて揺らいだのだ。やがて、私の心はお前を死神から遠ざけるよりも、お前の意志を助ける方へと傾いていった。
そして、私は今こうして身を引ける事に喜びさえ感じている。
一護、お前は強くなった。そのお前の成長を私はずっと傍らで見守る事ができた。これ以上の幸せがあるものか。満足だ。
ブリーチ541話より引用
ブリーチ541話にて、斬月が一護から消えていく際のセリフ。斬月のオッサンとの別れ。最後に涙を流していくのが熱い。
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