あの時・・・典坐の叫びが瞬時に理解できた。勝ち得ない状況と全滅を避けたい彼の意思を汲んで瞬時に行動した。正しい・・・判断だった。
どうして・・・正しい判断を選んでしまったんだ。愚かでも・・・寄り添ってやれなかったんだ。彼は最期を・・・どれ程の無念とどれ程の苦しみの中散っていったんだ。逃げる事しかできなかった自分が・・・許せない。
大切な者が失われる時でさえ、正しさを選んだ自分が許せないんだ。
この目では涙も流れない。ならば・・・せめて・・・。
地獄楽84話より引用
地獄楽84話にて、ヌルガイに「らしくないよ」と言われた際の士遠のセリフ。士遠が典坐のことを見捨ててしまったことを本当は悔いてることがわかるシーン。典坐は本当に名言製造機である。
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