ジョジョ第9部

【ジョジョ第9部(ザ・ジョジョランズ)】大富豪というのはつまり、大金を稼げるという事もあるが、それよりも全然重要な事柄、やはり「仕組み(メカニズム)」

オレは学校へ何をしに行ってるのか?学校に行くのは「仕組み(メカニズム)」の為かな。「仕組み(メカニズム)」はあるけど目には見えない。オレの年齢が(11)さいになった時、どこからともなく近所の誰かに誘われて「パシリ」をやらされた。モノを「運んで」誰かに「渡す」だけ。ただ、それだけの役割。それだけですごく誉められて小遣いが貰えた。単純な役目を淡々とこなし、余計な事を言わなければそれだけで認められて信用される存在になって行った。

「仕組み(メカニズム)」。信用の「仕組み(メカニズム)」には力があって、法律という力が守ってくれなくても、この街では「信用」が安全を保障してくれる。たとえば、あそこを歩いてる彼とオレはいったい何が違うのか?彼の方が体格も大きく勉強も出来そうだ。親から小遣いもたくさん貰ってるみたいだ。でも、彼はああなってしまっている。一方、オレはこうだ。またはこんな感じ。彼の方はああだ。オレと彼は何も違わないのに・・・。彼のお母さんは誰からも買物バッグを運ぶのを手伝ってもらえないし、道路でどこかの子供と楽しい会話もしない。不安をかかえて早朝のバスに乗るんだ。そのうちあいつもこの学校には来なくなるのだろうな。

いったい何が言いたいのかというと、これはオレが大富豪になっていく物語。大富豪とは大げさに聞こえるだろうか?オレの語り口に謙虚さが無く、うぬぼれているように聞こえるだろうか・・・?

大富豪というのはつまり、大金を稼げるという事もあるが、それよりも全然重要な事柄、やはり「仕組み(メカニズム)」。

それは普遍的で、たとえ敵がいても最初からすでに勝っているんだ。「仕組み(メカニズム)」は奪われたり崩れたりもしない・・・。富が流れ込んで来るこの世の「理」。

「システム」という言葉よりやはり「仕組み(メカニズム)」と言いたい。それは生態系に似てるから。「仕組み(メカニズム)」の頂点だ。今はまだ目には見えない。だが、オレたちの目の前にその「仕組み(メカニズム)」が、「姿・形」として現れて来るんだ・・・。

「これは亜熱帯の島々でひとりの少年が大富豪になっていく物語」。まだ謙虚さが足りないだろうか・・・?・・・いや・・・オレが必ず手にするね。

ザ・ジョジョランズ1話より引用

ザ・ジョジョランズ1話にて、ジョディオが学校に行く理由を語ったシーン。ジョディオが「仕組み(メカニズム)」を大切にしてることがよくわかる。今はまだよくわからないが、この意味が明かされる時がくるのかもしれない。

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