知ってる？梅の花はどの花よりも先駆けて雪を割って春を連れてくるんだよ。でも・・・桜の花は春本番。たくさんの花と一緒に春を春たらしめる。雪のある時に桜は咲けないし、暖か過ぎれば梅はこぼれてしまう。桜は梅にはなれない。なる必要もない。
桜は桜なんだから。
それにね・・・オレからしたら桜だって梅宮とは違うすごさがあると思ってる。だからさ、桜なりのてっぺんでいいと思うし、やりたいこともなってからのことを考えるんじゃなくて、今の桜のやりたいことを考える所から始めてもいいんじゃない？願いとか望みとか？そこにヒントがあるんじゃないかな。てっぺんの道はそりゃ険しいと思うよ。でも、〝自分〟を曲げたりしないんでしょ、桜は・・・。
ウィンドブレイカー181話より引用
ウィンドブレイカー181話にて、「どうしたら梅宮みたいになれる」と言う桜に十亀が伝えたセリフ。梅と桜を対比させるオサレ演出。この漫画を象徴とする言葉だろ。
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