あの目を見た瞬間唐突に理解した。あの焚石といる時でさえ感じたことのない、込み上げる感情の正体。嬉しかったんだ。自分が心底惚れたヤツからこれほどまでに強い感情を向けられることが、こんなにも心地いいことだとは思わなかった。だからあの時、思わず手を放してしまった。オレが勝てばその目は閉じてしまう。オレはあいつの突き刺さるほどの視線を、切りさくような感情をずっと浴びていたかったんだと。ってことはよぉ・・・つまりオレは・・・あいつを倒せねぇってことじゃねーか。
本当オレって・・・見る目ねぇなぁ・・・。
ウィンドブレイカー149話より引用
ウィンドブレイカー149話にて、負けを認めた棪堂のセリフ。惚れた男が自分のものにはならないことを理解した棪堂。爽やかな幕切れだ。
▼棪堂哉真斗の名言をもっと見たい方はこちら▼
棪堂哉真斗の名言・名シーン・名セリフ10選【ウインドブレーカー】人生死ぬまでのヒマつぶしなんだからよ
ウィンドブレイカー84話にて、登場した棪堂のセリフ。棪堂らしさ全開のセリフ。強キャラ臭がちゃんと...