それから焚石に付いて回り続けて、なにが好きかなにが嫌いかを知っていった。たまにヘマをして死ぬかもしれないと思ったことが何度もあった。でも、昔の生活よりずっとよかった。焚石といると感情が動きっぱなしだから、こいつといようと思った。あの日の天啓は正しいと心底思った。でも、そうではなかった。中1の時、名の知れた高校生チームに目を付けられたことがあった。理由は本当にくだらなく肩がぶつかったとか、ガンとばしたとかだった気がする。そいつらとのケンカ、周りの下っ端は片付いて、向こうの大将と焚石の一騎打ち。天啓とは神の啓示。だから、神が知らせる導きであって神そものじゃない。
自分はなんてバカだったのか・・・あれが神だ。
こんなにも、こんなにも・・・。あぁ・・・あれだけ簡単だった言葉を探すことが今はどんなことより難しい。そんな中でもわかるのは、オレはこれを見るために生まれてきたということ。この景色を見続けるためならオレは・・・。
ウィンドブレイカー142話より引用
ウィンドブレイカー142話にて、焚石の喧嘩を見た棪堂のセリフ。焚石が棪堂にとっての神であることがわかる描写。「惚れた」とかいう次元じゃねぇだろw
▼棪堂哉真斗の名言をもっと見たい方はこちら▼
棪堂哉真斗の名言・名シーン・名セリフ10選【ウインドブレーカー】人生死ぬまでのヒマつぶしなんだからよ
ウィンドブレイカー84話にて、登場した棪堂のセリフ。棪堂らしさ全開のセリフ。強キャラ臭がちゃんと...