逃げ上手の若君

【逃げ上手の若君】なあ三浦時明、全てのやましさを清算し・・・楽しくて真っ新な世に賭けてみんか?

数日の戦いで時行殿は・・・すっかりネタ枠として認知されておる。苦痛、恐怖、悲惨、戦の本質は永劫変わらぬ。にも拘らず、あの子に従う皆の顔には「楽しさ」がある。無邪気に逃げるあの子には・・・一切のやましさがないからだ。二年前まで何も知らず、責める咎が何もない。北条の嫡子というだけの真っ新な子供。権力争いに明け暮れたこの儂ですら・・・あの子を見て思うのだ、真っ新な気持ちで支えるのはさぞ楽しかろうと。

なあ三浦時明、全てのやましさを清算し・・・楽しくて真っ新な世に賭けてみんか?

逃げ上手の若君95話より引用

逃げ上手の若君95話にて、三浦に時行の姿を見せた際の泰家のセリフ。時行の魅力を伝えていく泰家。そして、三浦の心を動かした瞬間である。

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