俺は一線を超えた・・・上へ行くために。あらゆる手を使った。弱みや個人情報を手に入れ人を自由に操ったり、一般人だろうが使える物は全て使った。たとえそれで人が死のうが構わない。一度汚した手は二度と綺麗にはならない。けど、後悔はしていない。それしか俺に道はなかった。これまでの努力がやっと芽を出した。お前の力じゃ無理と言われてた隊長に上りつめることができた。今まで俺を見下してたクソどもが掌を返すその様はこの上ない快感だった。けど、まだだ。全てのクソどもに自分の目が節穴だったとわからせる。そのためにはもっと上へ・・・もっともっと・・・!そう思っていたのに・・・。もっと上へ行くはずだったのに・・・こんなガキに邪魔されるなんて・・・!いつもそうだ。才能ある奴に邪魔される・・・。神門もそーだ。あっさりと副隊長に上がってきやがって・・・。俺が手を汚し、必死に上がった階段をあっさりと上りやがる・・・。才能のある奴は簡単に人の夢に終止符を打ちやがる。なんでだよ・・・いいじゃねーか・・・。才能がない中頑張ったんだ・・・。少し位手を汚したっていいじゃねぇかよ・・・。神様よぉ・・・不公平にも程がある・・・。
汚い手は使うななんて才能のある奴の綺麗ごとだろ・・・じゃあ、どうすりゃよかったんだよ・・・教えてくれよ・・・。
桃源暗鬼74話より引用
桃源暗鬼74話にて、皇后崎に致命傷を負わされた際の深夜のセリフ。深夜が汚い手を使ってきた理由が明らかになるシーン。こいつの考え、実際共感できるよな。
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