それからのオレたちは数を売りになんでもやった。チームの抗争があると聞けば両方に話を持っていき金額を競わせ、人を探せと言われたらしらみ潰しに人を配置した。そうしていく内に仕事は増えて、身内の揉め事は減っていった。これでいいんだ、これで良かったんだ。みんなの腹が膨れて、みんなが仲良くいられれば。いいんだ、これでいいんだ。
たとえ誰かから奪うことがあってもオレたちが進める唯一の道なのだから。
ウィンドブレイカー81話より引用
ウィンドブレイカー81話にて、チーム結成時を思い出す硯のセリフ。硯にとっての正義が明かされるシーン。ただの悪人ではなく、「なにも持ってない」ゆえの考えだったことがわかりますね。
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