だが忘れるなーザ・クロウラー、彼は最初からここに棲んでいた。彼の体はおまえほど速くも強くもないが、降り掛かる危険に対し瞬間的に〝個性〟を発動して対応する。実戦経験によって身体に刻み込まれた条件反射だと思われるがーおそらく経験の「質」が特殊なのだ。通常ならばー警察であれヒーローであれ、戦う相手に先手を打たせようとはしない。だが、彼は過去数年間の自警活動の中で無警戒な性格から、戦闘では必ず後手に回っている。端的に言えば「先制攻撃を受ける機会」が異常に多いのだ。その結果ー異形の存在が生まれた。
〝後の先〟を常態とする条件反射の怪物、〝無思考〟の踊り手ー。
・・・彼を「速さ」で制することは困難だ。速度に頼らない策で追い込め、そのための「フェイズ6」だ。
ヴィジランテ108話より引用
ヴィジランテ108話にて、コーイチの立ち回りを見たAFOのセリフ。コーイチの強みが明かされていくシーン。「無思考の踊り手」とかいうかっこよすぎる二つ名。
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オールフォーワン（AFO）の名言・名シーン・名セリフ【ヴィジランテ】〝後の先〟を常態とする条件反射の怪物、〝無思考〟の踊り手ー
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