戦いの中に充実感を得ようとするのはヒーローの本質的に間違っている。人助けや世の役に立つことにこそヒーローの存在意義があるのではないか。その点で言うとサイタマ氏は最強のヒーローであっても、最高のヒーローにはまだなれていない・・・。そう考えることができるはずだ。そこに理想を追求する課題、ひいてはヒーローとしての伸びしろが多く残されているのではないだろうか。だとするとどうだろう、もう自分は成長しきったなどという台詞は浅はかで傲慢・・・。未熟が故に出てきた恥ずかしい発言だと思えてこないかな？ゴホンッ・・・。
『最高のヒーローとは何か？』、その答えを見つけ出すまでは退屈してる暇などないはずだ、サイタマ氏が今後もヒーローとして生きていくつもりなら・・・ね。
少なくとも俺はそう思う。
ワンパンマン77話より引用
ワンパンマン77話にて、「自分だけが別の世界にいるような感覚」と言うサイタマにキングが返したセリフ。最強のヒーローと最高のヒーローを分けて考えていくキング。「戦いの中に充実感を得ようとするのはヒーローの本質的に間違っている」とすべてその通りなことを言ってるのがすごい。
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