あいつの眼には満たされない飢えがあった。小さな幸せで満たされる時坊とは絶望的に相性が悪い。理由はどうあれいずれ敵対に至ると思っていた。
だから俺は握りを厚くした刀をあいつに渡した、葛藤しながら刀を強く握る時掌への負担を減らすためにな。
逃げ上手の若君131話より引用
逃げ上手の若君131話にて、弧次郎が「これならあの長尾とも戦える」と言った際の正宗のセリフ。正宗が敵味方の区別なく刀の持ち手の人生だけを考えていることがわかるシーン。こういう考えで物事に取り組んでるキャラいいですよね。
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