逃げ上手の若君

【逃げ上手の若君】敵軍の眼を使った二牙白刃、千眼白刃!

隙の無い家長に「鬼心仏刀」は通用しない。ならば、もう一つの逃げ技の奥義「二牙白刃」だ。あれは本来味方の指示で後ろに跳ぶ技、階段の下に味方がいては上の敵に届かない。階段頂上の敵兵達の視線はまず私一人に釘付けになり、次第に私を刺しに忍び寄る背後の家長に注目していく。全員の視線が収束する位置、そこに家長がいる!

敵軍の眼を使った二牙白刃、千眼白刃!

全てを防ぐ鉄壁の盾も、全てを貫く軽い刀も師から教わった逃げ上手の技はどんな対策も飛び越える!怒りも大義も互いの刀で語り尽くした。あとはただ、その若さで背負った重責に最大限の敬意を込めて。

逃げ上手の若君129話より引用

逃げ上手の若君129話にて、時行が千眼白刃を放った際のセリフ。「敵軍の眼を使った二牙白刃」という見事なアイデア。そして、斯波という宿敵との決着となるシーンである。

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