- その少年は逃げる事で英雄となり、生きる事で伝説となった
- ・・・だが、彼はこの混沌の時代に嵐を巻き起こす、それはまるで・・・少年漫画の主人公のように鮮烈だった
- 一族が滅ぶ最中なのに、共に死ぬのが武士の子として当然なのに、貴方のせいで生きる悦びにときめいてしまった、頼重殿、責任は取ってもらうぞ
- 潔く死ぬのが当たり前のこの時代に、この少年は何が何でも逃げ回り、ひたすらに天下人の首を狙い続けた、神出鬼没の侍王子の・・・激動の生涯の始まりだった
- 兄上、父上、鎌倉の民たち、こんな首では不足だが、せめて死出の旅路の手土産に!!
- たのしい!!
- パルティアンショット!!
- 君は何て無欲なんだ!国を求めず金で済ませてくれるなんて!
- たとえ君が絶体絶命でも、たとえ君が裏切っても、逃げる時は必ず一緒だ
- 故郷と親を一度に失うのは少々憐れだ、心に整理がつく間くらいは居させてやりたい
- 刀どころか血飛沫まで躱すだと!?こいつ、化け物か!?
- 美しいというかぶっちゃけ全員・・・顔がうるさい!
- 言葉で逃げねば・・・言葉で射抜かれる!
- 貴方の役に立ちたいからだ!
- ・・・そうか、いつの間にか私は・・・あの人の事を父親のように思っていたのか
- 悔しい、悔しい、悔しい!!
- 一人の少年が日本中を震撼させた・・・「中先代の乱」の始まりである
- ・・・うん!これなら動ける!
- 瘴奸、今日の私は、大将としてお前を倒しに来た
- 我こそは相模の次郎・・・名を北条時行とぞ申し侍る!!
- ・・・でも、行ってきます、天下に挑みに!
- 皆で一緒にこの戦場を遊び倒そう!滅多に無いこの大戦を楽しみながら成長しよう、きっとそれがお家や民の役に立つ事に繋げる!
- この戦場全ての味方の士気を百倍にしよう!君なら一瞬でそんな策思いつくよな!
- やっぱり私の軍師は最高だ!
- 君への信頼はこれからずっと変わらない、君は私が初めて自分で見出した郎党だから
- そんな奴私なら、気持ち悪いし大ッ嫌いだ!!
- けど、感謝を伝えよう!私の里帰りに命を懸けてくれる皆に!
- 即ち、少年はこの時紛れもなく英雄だった
- 鎌倉だ、鎌倉だ、大好きな鎌倉だ
- 戦などなくこの時間がずっと続けばと、時行はつい思ってしまうのです
- 都合よく父親面するな!主従の分をわきまえろ、諏訪頼重!
- 鬼さーんこーちら、手の鳴る方へ
- 人を攻撃するのは苦手だが、人を傷つけず人を救うために逃げるなら、これ以上力が出せる事は無い!
- 神の加護を貴方に、父上!
- 今までありがとう、父上・・・!
- つまり、ここからなのだ、ここからなのだ、天下人に挑み続けた少年の物語は!
- わが養父、諏訪頼重の加護がくれた手柄です
- 破軍(ぐんやぶり)鬼心仏刀!!
- だから戦う、お前と同じ悲しみと怒りを知る者として、お前から仲間を奪った大戦の主として
- 敵軍の眼を使った二牙白刃、千眼白刃!
その少年は逃げる事で英雄となり、生きる事で伝説となった
逃げ上手の若君1話にて、物語が始まった際のナレーション。この漫画の始まり。本当この作者は相変わらず新しい面白さを作るのが上手いな。
・・・だが、彼はこの混沌の時代に嵐を巻き起こす、それはまるで・・・少年漫画の主人公のように鮮烈だった
逃げ上手の若君1話にて、北条時行登場時のナレーション。この漫画の主人公紹介シーン。メタいのが面白いですね。
一族が滅ぶ最中なのに、共に死ぬのが武士の子として当然なのに、貴方のせいで生きる悦びにときめいてしまった、頼重殿、責任は取ってもらうぞ
逃げ上手の若君1話にて、頼重に「貴方様こそは生存本能の怪物」と言われた際の時行のセリフ。頼重のおかげで自分の才能を知った時行。このコンビはここから始まった。
潔く死ぬのが当たり前のこの時代に、この少年は何が何でも逃げ回り、ひたすらに天下人の首を狙い続けた、神出鬼没の侍王子の・・・激動の生涯の始まりだった
逃げ上手の若君1話にて、頼重に「地獄の底までお仕え致しましょう」と言われた際のナレーション。時行の未来が語られていくシーン。これは行く末が楽しみである。
兄上、父上、鎌倉の民たち、こんな首では不足だが、せめて死出の旅路の手土産に!!
逃げ上手の若君3話にて、五大院宗繁を討ち取った際の時行のセリフ。時行初めての勝利。「逃げ上手」の恐ろしさがよくわかる描写である。
たのしい!!
逃げ上手の若君9話にて、犬追物で貞宗に狙われていく時行のセリフ。命の危機に瀕した状況を最大限楽しんでいく時行。時行らしい描写ですね。
パルティアンショット!!
逃げ上手の若君10話にて、時行がパルティアンショットを繰り出したシーン。時行初の必殺技。そして、貞宗に勝利を決めたシーンである。
君は何て無欲なんだ!国を求めず金で済ませてくれるなんて!
逃げ上手の若君12話にて、玄蕃に「仕事一回につき五百万円」と言われた際の時行のセリフ。玄蕃の意地悪を完全に裏切っていく。さすが北条家の人間はスケールが違うw
たとえ君が絶体絶命でも、たとえ君が裏切っても、逃げる時は必ず一緒だ
逃げ上手の若君13話にて、玄蕃に「見捨てようとした俺を何故助けた」と聞かれた際の時行のセリフ。絶対に仲間を見捨てないことがわかる描写。時行の器のでかさが伝わるシーンである。
故郷と親を一度に失うのは少々憐れだ、心に整理がつく間くらいは居させてやりたい
逃げ上手の若君18話にて、雫に「子供達を連れて安全な諏訪領まで逃げる事を進言します」と言われた際の時行のセリフ。時行の優しさがよくわかる描写。そして、自分の過去があるからこそ出てくる発想である。
刀どころか血飛沫まで躱すだと!?こいつ、化け物か!?
逃げ上手の若君21話にて、時行にまったく攻撃を当てられない瘴奸のセリフ。時行の逃げっぷりの凄まじさがよくわかる描写。そして、時行の変態性も表れてる。
美しいというかぶっちゃけ全員・・・顔がうるさい!
逃げ上手の若君28話にて、「最高の死場所を選んだ武士は後世まで人々から讃えられるのだ」と言い放つ保科に時行が放ったセリフ。潔い死よりもやるべきことを語る時行。この武士の価値観に少年漫画イズムを突きつけていく構図がいいですね。
言葉で逃げねば・・・言葉で射抜かれる!
逃げ上手の若君34話にて、小笠原に「命を奪う敵だからこそ奪う命に敬意を払えい」と言われた時行のセリフ。小笠原との舌戦に突入。「この時代、ただの戦いだけではない」と思い知らされる描写である。
貴方の役に立ちたいからだ!
逃げ上手の若君41話にて、頼重に「他の者に伝令は任せて帰りましょう」と言われた際の時行のセリフ。時行がはっきり頼重に想いを口にしたシーン。時行も頼重のことを想ってることがよくわかりますね。
・・・そうか、いつの間にか私は・・・あの人の事を父親のように思っていたのか
逃げ上手の若君44話にて、頼重に「もしも天下を取り戻せたら私が貴方様の髪を切っても良いでしょうか?」と聞かれた際の時行のセリフ。時行が頼重のことを親のように思ってることがわかる描写。頼重も時行のことを子のように思ってるんだろうな。
悔しい、悔しい、悔しい!!
逃げ上手の若君58話にて、尊氏から逃げる時行のセリフ。尊氏との力の差を思い知らされていく時行。少年漫画らしい描写である。
一人の少年が日本中を震撼させた・・・「中先代の乱」の始まりである
逃げ上手の若君61話にて、中先代の乱が始まっていくシーン。「時行といえば」の戦いの開幕。時行が大将となった初めての戦ですね。
・・・うん!これなら動ける!
逃げ上手の若君62話にて、特注の鎧を身に纏った際の時行のセリフ。時行の新フォルム。こういう新装備入手展開は熱いですね。
瘴奸、今日の私は、大将としてお前を倒しに来た
逃げ上手の若君62話にて、火焔御柱の計を決めた時行が瘴奸に放ったセリフ。瘴奸と再びの対峙。そして、今度は「大将として倒しに来た」と時行の成長が感じれる描写である。
我こそは相模の次郎・・・名を北条時行とぞ申し侍る!!
逃げ上手の若君70話にて、時行が自身の正体を明かした際のセリフ。ついに時行の存在が知れ渡った瞬間。周りのリアクションが当時の「北条」がどういう存在かを物語っている。
・・・でも、行ってきます、天下に挑みに!
逃げ上手の若君71話にて、信濃を出る前に時行が小笠原に告げたセリフ。ついに天下に挑む時行。時行の成長っぷりが表れてるシーンですね。
皆で一緒にこの戦場を遊び倒そう!滅多に無いこの大戦を楽しみながら成長しよう、きっとそれがお家や民の役に立つ事に繋げる!
逃げ上手の若君75話にて、「やっぱり俺は戦が好きっス」と言う弧次郎に時行が伝えたセリフ。「戦場を遊び倒す」という時行独特の捉え方。でも、これが時行の強みになってるんでしょうね。
この戦場全ての味方の士気を百倍にしよう!君なら一瞬でそんな策思いつくよな!
逃げ上手の若君86話にて、足利出身だったことを明かした吹雪に時行が伝えたセリフ。吹雪を許し、早速吹雪に活躍の場を与えるシーン。この無邪気さが時行の良さ。
やっぱり私の軍師は最高だ!
逃げ上手の若君87話にて、吹雪の考案した士気獲競馬の計を実行する時行のセリフ。吹雪の策を評価していく時行。そして、最高の笑顔である。
君への信頼はこれからずっと変わらない、君は私が初めて自分で見出した郎党だから
逃げ上手の若君90話にて、全軍の士気を上げる策を出してくれた吹雪に時行が伝えたセリフ。時行がいかに吹雪に信頼を寄せてるかがわかる描写。良い関係性だよな。
そんな奴私なら、気持ち悪いし大ッ嫌いだ!!
逃げ上手の若君93話にて、直義に私情全開で本音をぶつける時行のセリフ。直義の理屈に付き合わず、自分ができる戦いに持っていく時行。時行のやり方で直義のディベートを攻略した瞬間である。
けど、感謝を伝えよう!私の里帰りに命を懸けてくれる皆に!
逃げ上手の若君95話にて、井出沢での戦いで命を懸ける郎党らを見た時行のセリフ。鎌倉帰還への最後の山場。時行のこの表情がそれを物語っている。
即ち、少年はこの時紛れもなく英雄だった
逃げ上手の若君95話にて、時行が直義本陣に突撃していく際のナレーション。時行も英雄の資質を有してることがわかるシーン。主人公の覚醒ほど最高なものはない。
鎌倉だ、鎌倉だ、大好きな鎌倉だ
逃げ上手の若君97話にて、鎌倉に帰還した際の時行のセリフ。ついに念願の鎌倉への帰還。直前の見開きも最高すぎる。
戦などなくこの時間がずっと続けばと、時行はつい思ってしまうのです
逃げ上手の若君102話にて、頼重らと鎌倉を巡る時行のセリフ。時行が仲間たちを「家族」と思ってることがわかる描写。鎌倉に帰ってきた甲斐があったな。
都合よく父親面するな!主従の分をわきまえろ、諏訪頼重!
逃げ上手の若君106話にて、足利軍の足止めを請け負うとする頼重に時行が放ったセリフ。時行が頼重の死を受け入れられないことがわかる描写。頼重に死んでもらいたくない一心で言ってるのがわかって辛いぜ。
鬼さーんこーちら、手の鳴る方へ
逃げ上手の若君107話にて、辻堂の戦いで尊氏の前に現れた時行のセリフ。尊氏との鬼ごっこを始めようとする時行。このルールだと時行が神のように見えてくる。
人を攻撃するのは苦手だが、人を傷つけず人を救うために逃げるなら、これ以上力が出せる事は無い!
逃げ上手の若君108話にて、足利の軍をスルスル躱していく時行のセリフ。鬼ごっこにおいては無敵。足利軍をここまで手玉に取ってくのは見てて気持ちがいい。
神の加護を貴方に、父上!
逃げ上手の若君108話にて、死にかけの頼重に髪を切らせた時行のセリフ。ここにきて烏帽子親の約束を果たしていく時行。最高のやり取りすぎるだろ。
今までありがとう、父上・・・!
逃げ上手の若君109話にて、頼重との別れ際に時行が伝えたセリフ。時行と頼重の最後のやり取り。寂しいけど最高の関係だったな。
つまり、ここからなのだ、ここからなのだ、天下人に挑み続けた少年の物語は!
逃げ上手の若君110話にて、時行が中先代の乱を経た際のナレーション。多くを失ったものの、その代わり得たものもあった。時行の本当の戦いが幕を開けていくシーンである。
わが養父、諏訪頼重の加護がくれた手柄です
逃げ上手の若君120話にて、北畠に「この勝利は汝の手柄である」と言われた際の時行のセリフ。ここで頼重の最後の策が活きてくる。二人で掴んだ勝利である。
破軍(ぐんやぶり)鬼心仏刀!!
逃げ上手の若君122話にて、時行が破軍鬼心仏刀を繰り出したシーン。ここにきて鬼心仏刀の応用技。初期技が再利用されるのは熱いですね。
だから戦う、お前と同じ悲しみと怒りを知る者として、お前から仲間を奪った大戦の主として
逃げ上手の若君127話にて、斯波に「ならどうしてノコノコ策に嵌りに来た?」と問われた際の時行のセリフ。斯波が仲間のためにも戦ってることがわかる描写。そして、それを真正面から受け止める時行の漢気を感じれる描写である。
敵軍の眼を使った二牙白刃、千眼白刃!
逃げ上手の若君129話にて、時行が千眼白刃を放った際のセリフ。「敵軍の眼を使った二牙白刃」という見事なアイデア。そして、斯波という宿敵との決着となるシーンである。
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