・・・今度はハッタリではないな。〝爆弾蜂〟の実弾に自らの身体を灼くほどの大放電。どちらも付け焼き刃の〝個性〟であるだけに身体の強度が追いついていない。おそらく次に放つ自らの攻撃の反動で娘は死ぬ。ああ・・・あの日と同じ目だ。冷たい拒絶の色に阻まれ、怯えた犬のように吠え立てるばかりで一歩を踏み出せず、手を触れることもできずに俺は娘を失った。だが今はちがう。今の俺は迷わず踏み出せる。相手の思惑を潰す〝後の先〟ー訓練と実戦によって我が身に刻み込んだシンプルな行動原理「殴る」。相手が何者だろうと何を狙っていようと関係ない。善人も悪人も愛する者も憎むべき敵も、それら一切の区別なくただ踏み込み殴る。・・・届け、今度こそ。
今度こそ、届け・・・!!
ヴィジランテ25話より引用
ヴィジランテ25話にて、ハチスカにスタンガンをお見舞いしていくナックルダスターのセリフ。今度こそ娘に想いを届けようとするナックルダスター。さすが最高のパパだぜ。
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